2023年6月30日(金)
▼40年近く昔になるが、鳥羽市に助役として出向した県職員が憎々しげに言った。「市職員は、気にくわない指示や業務命令を受けると、議会と一緒になって反抗してくる」 […続きを読む]
▼40年近く昔になるが、鳥羽市に助役として出向した県職員が憎々しげに言った。「市職員は、気にくわない指示や業務命令を受けると、議会と一緒になって反抗してくる」 […続きを読む]
▼人気歌舞伎俳優一家の自殺事件は世間を驚かせたが、約1カ月を経て、警視庁は生き残った市川猿之助容疑者を母親への自殺ほう助の疑いで逮捕した。自殺すること自体は犯罪 […続きを読む]
▼「お役所かたぎ」と言えばいろいろ例はあげられるが、たとえば「省益あって国益なし」。「局益あって省益なし」とも。大局などお構いなしで、自分たちの利益追求に走る。 […続きを読む]
▼世界が息をのんだ半日間と言えようか。衝撃はあっという間に沈静化し、うたかただったか、ロシアのプーチン政権のボディーブローになるのかは見通せない民間軍事会社ワグ […続きを読む]
条文が法に抵触する可能性が浮上している県の文化振興条例案。23日の三重県議会環境生活農林水産常任委員会(山崎博委員長、8人)は「法律上の整理が不透明」として、条 […続きを読む]
▼新型コロナウイルスが表舞台から見えにくくなったと思ったら、マイナンバーカードを使う「マイナ保険証」の混乱が浮上した。医療機関にとっては「前門の虎、後門のオオカ […続きを読む]
▼地球温暖化が進み、世界中で対策が急務になっている。日本は「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、その実現のため、岸田内閣は「GX(グリーントランスフォーメ […続きを読む]
▼ああ、またか、という思いがする。同時に、なるほど、という気も。県議会事務局から関係法令抵触の疑いが指摘された文化振興条例案に「違法性はない」と反論する県環境生 […続きを読む]
▼G7広島サミットで上昇した内閣支持率がまた急降下した。共同通信社世論調査で前回5月から6・2ポイント下落して40・8%。全国紙の調査の中にはさらに下回るケース […続きを読む]
▼「期待以上の成果だった」「百点満点」と一見勝之知事。2日間の討議日程を終え、閣僚宣言を採択して閉幕したG7三重・伊勢志摩交通大臣会合である。一方、本紙解説は「 […続きを読む]
▼県立大の設置を検討する有識者会議を発足させることに先立ち、ある県議は「県立大を設けないための理論作りに時間を使っているだけ」。「あまり有識者会議は好きではない […続きを読む]
今年は「東京物語」で知られる映画監督小津安二郎(1903―63年)の生誕120年の節目となり、記念行事や出版が続いている。小津は9―19歳、三重県松阪市に住んで […続きを読む]
▼中曽根康弘首相が踏み切った昭和61年解散は「死んだふり解散」と呼ばれた。大勝の確率が高い衆参同日選挙を狙う意図を隠し、臨時国会を召集して突然解散した。中井洽衆 […続きを読む]
▼最近、日本語がおかしい。言葉と現実が一致しない。真実味が全くない。その典型が「異次元の少子化対策」だ。異次元と言うからには、これまでと次元が違う大胆な政策かと […続きを読む]
中部電力の芦浜原子力発電所計画の立地候補地、旧南島町が反対派一色のころ、県の推進担当部長が「県が民間など以上に発揮できる能力と言ったら情報収集しかないじゃないで […続きを読む]
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