夏休み、児童預かり実施 四日市市、小学校3カ所で受け入れ 三重

【記者会見する森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県四日市市の森智広市長は27日の定例記者会見で、7月21日―8月31日に夏休み児童預かり事業「よっかいちサマーキッズ」を初めて実施すると発表した。

夏休み期間中に保護者が就労などにより昼間家庭にいない小学生の児童を対象に、保護者が安心して子どもを預けられる場所を市内に3カ所設け、保護者の子育てと就労の両立を支援する。富州原小学校(2教室)、橋北小学校(2教室)、楠小学校(多目的ルーム)で、土曜、日曜、祝日を除く29日間、午前7時半―午後6時半に受け入れる。受け入れは各施設最大100人で、利用料金は児童1人あたり2万円(昼食、おやつは持参)。日割り設定はなく、利用日数に関わらず料金は一律。

対象は、市内在住である▽市内の学童保育所に登録・利用していない▽保護者が昼間家庭におらず預け先が必要となる▽保護者が実施場所に送迎可能である―児童。市は5月18日―6月8日に専用フォームから申し込みを受け付け、応募者多数の場合は家庭や就労の状況、児童の学年などを書類選考する。6月下旬に利用決定通知を送付し、7月下旬に利用者説明会を開く(アーカイブ動画配信予定)。

指名競争入札で落札した民間業者が受託して事業運営し、各施設の運動場などは使用せず、午前は学習、午後は体験などに充てる。各施設7人体制で、うち1人は教職、保育士、学童支援員などの資格保持者が主任を務める。

森市長は「学童保育所の利用ニーズ、長期休暇特有のニーズが高まっていることが背景にある。市から学童保育所への支援は拡大しているが、受け入れ枠が十分ではなく、本事業が調整弁となり、学童のニーズを吸収していこうという取り組み。ニーズを見極めて今後の事業に活用していきたい」と語った。