留学生や実習生ら日本語でスピーチ 伊勢でコンテスト 三重

【日本語スピーチで最優秀賞を受賞したモンサルベ・ロセット・バラナイさん(伊勢市提供)】

【伊勢】三重県内在住の留学生や技能実習生などの外国人が、日常で感じていることを日本語で発表するスピーチコンテストがこのほど、伊勢市のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢で開かれた。

コンテストは、伊勢市国際交流協会が、異文化理解を深めようと、令和3年から開き3回目となる。

今回は、伊勢、松阪、鈴鹿市などに暮らすベトナムや中国、フィリピンなど7カ国の14人が出場。三重大准教授やJICA関係者らが審査員を務めた。

出場者らは順に登壇し、日常生活で感じたことや考えことをテーマに、7分以内の日本語スピーチを披露。最優秀賞は、飲食店での注文にまつわる体験談などを話した、フィリピン出身のALT、モンサルベ・ロセット・バラナイさんが選ばれた。

ほかの受賞者は次の皆さん。

優秀賞=オウ・トウ(中国出身・皇學館大留学生)ヨウ・テンイ(同)バンカス・メカエラウィン(フィリピン出身・高校生)▽特別賞=ヤミト・レオ(同)