4年ぶり勤労者フェスタ 亀山、家族との時間楽しむ 三重

【コリントゲームを楽しむ子どもら=亀山市若山町の亀山公園芝生広場で】

【亀山】三重県亀山市と亀山地区労働者福祉協議会や連合三重亀山地区協議会など10団体で構成する、「勤労者地域づくり等参画支援事業実行委員会」(尾﨑嘉一委員長)が主催する、「亀山市勤労者ファミリーフェスタ」が11日、4年ぶりに同市若山町の亀山公園芝生広場で開催され、多くの家族連れらが休日の一日を楽しんだ。

同フェスタは、勤労者の家族らが休日を利用し、触れ合い絆を深めて、仕事と生活のバランスを再認識するのが目的。

会場では、みたらしや焼きそば、豚汁、ジュースなど飲食の販売のほか、アマチュアバンドの歌と演奏や大道芸の披露、子ども対象の「コリントゲーム」や「射的」、スーパーマリオとの握手会があった。

また、市は、「男女共同参画社会の実現」や獣害対策など市の取り組みを紹介するコーナーを設けた。

40代の男性は「仕事が忙しくて、小学1年生の息子となかなか遊べなかったが、きょうは一日妻と3人で楽しく過ごしました」と話していた。

尾﨑委員長(42)は「4年ぶりとなったフェスタを、家族連れら皆さんに楽しんでもらえた」と会場内を見回っていた。