
【亀山】三重県亀山市と市社会福祉協議会は10日、同市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで「第19回亀山市社会福祉大会」を開催。櫻井義之市長をはじめ、来賓の森美和子市議会議長、井村正勝・県社協会長と、地域福祉に関わる市民ら約150人が出席した。
大会では、多年にわたり社会福祉に貢献、功績のあった個人や団体を顕彰(けんしょう)し感謝の意を表すため、表彰状と感謝状を贈呈した。
市長表彰は、民生委員児童委員や保護司、社会福祉関係者ら個人計21人を代表して、西村邦昭さん(75)に櫻井市長が表彰状を手渡した。
一方、同協議会長表彰は、民生委員児童委員や福祉委員など個人23人に表彰状を、自治会など17団体に感謝状を、同協議会の楳谷英一会長が贈った。
櫻井市長は「地域福祉の最前線で活躍されている皆さまに敬意を表します」と謝意を述べ、「少子高齢化、人口減少など複雑化した問題を抱える中、『一人ぼっちにしない』をキーワードに重層的支援体制づくりを進めます」とあいさつした。
また、NPO法人「えん」(伊賀市長田)の小林弘樹代表理事が、「働くことを通した『しあわせ』を求めて」と題して、記念講演をした。