三重県高校駅伝12日号砲 男子21校、女子16校がエントリー

男子第74回・女子第38回三重県高校駅伝競走大会は12日、松阪市久保町の三重高校正門前を発着点に、男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロで争われ、優勝校が12月24日に京都市のたけびしスタジアム京都が発着点の全国高校駅伝に出場する。男子21校、女子16校がエントリーし、いずれも前年度優勝校を中心としたレース展開が予想される。号砲は女子が午前9時半、男子が同11時半。

3年連続34度目の都大路を目指す男子・伊賀白鳳は5000メートルと1500メートルで今年の全国高校総体(インターハイ)に出場し1500メートルで5位の秋山稟央ら5000メートル14分台の走者6人をそろえる。本年度インターハイ3000メートル障害で7位の杉本憲亮を擁する高田、選手層の厚い四日市工などが後を追う。

昨年女子の部で初優勝した鈴鹿は、前回の県高校駅伝を制したメンバーがそのままチームに残る点が強み。800メートルで今年秋の鹿児島国体4位のスピードランナー松本未空は3000メートルでも今季県内トップの9分30秒台の記録を出してチームを力強くけん引する。2位以下は前回2位の宇治山田商などの混戦か。

今月26日に静岡県で開催する東海高校駅伝の予選も兼ねて行われ、県高校駅伝で男女6位までに入った学校が東海大会に出場する。全国大会が第35回の記念大会になる女子は、東海高校駅伝で各県優勝校を除く最上位になった学校が東海地区代表として都大路に出場できる。