バッグ、木製家具に絵画 鈴鹿でオランダ華の会が作品展 三重

【個性豊かな力作の数々=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の神戸5丁目でオランダフォークアート教室を開くオランダ華の会(栗山須美子講師)の初作品展がこのほど、同市役所市民ギャラリーで始まった。栗山講師と受講生3人の作品、計約70点を展示する。15日まで。

オランダフォークアートは、オランダのザンス地方に伝わる民芸絵画を日本人向けにアレンジした絵画作品で、専用のアクリル絵の具を使い、筆先に2、3色の絵の具を付けて一筆書きで表現する。

受講生は40―70代の女性で、月1回集まって作品作りを楽しんでいる。

これまでの作品の中から自信作を選んで出品。傘や合皮バッグ、木製家具などに躍動感のある花や風景を描いた力作の数々が並ぶ。

会員の一人、辻野加代さん(48)は「同じ絵で同じ色を使っても同じ作品にはならず、個性が出るのが魅力。作品の良さを知ってもらい、仲間を増やしたい」と話した。

23日午後1時から亀山市関町中町の関宿体験工房彩花里で、ティッシュボックスにバラの絵を描く体験会を実施する。定員8人(要予約)、体験料1人1200円(材料費含む)。

問い合わせ、申し込みは辻野さん=電話090(7307)0318=へ。