複数回殴られ男性死亡 四日市南署、同居男を傷害容疑で逮捕 「けんかした」

【四日市】2日午後6時ごろ、三重県四日市北浜町の住宅で「けんかした友人の意識や呼吸がない」と119番通報があった。四日市南署員らが、胸や両腕などが変色した状態で倒れている派遣社員中鳥修一さん(36)を発見。その場で死亡が確認された。死因は両側血気胸だった。

同署は3日、中鳥さんに暴行を加えてけがをさせたとして、同居する自称会社員俵重幸容疑者(58)を傷害の疑いで逮捕した。傷害致死や殺人の疑いも視野に、動機などを調べる方針。

逮捕容疑は1日午後7時40分ごろから同9時ごろまでの間、自宅で中鳥さんの胸や両腕を複数回にわたって殴り、けがをさせた疑い。「暴力を加えてけがをさせたことに間違いない」と容疑を認めている。