生物多様性共生区域「亀山版OECM」認定制度創設 来月から運用 三重

【定例記者会見に臨む櫻井市長=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市の櫻井義之市長は29日の定例記者会見で、「亀山版OECM(かめやま生物多様性共生区域)」の認定制度を創設し、7月から運用を開始すると発表した。

同制度は、市民や市民団体、農林業者や地元企業が生物多様性保全に取り組む活動を評価し、認定することで、市が活動内容を市のホームページや広報誌、地元ケーブルテレビの情報番組などを通じて、社会貢献活動を対外的に発信する。

認定申請期間は、7月3日―8月31日。対象者は土地の所有者か管理者。

櫻井市長は「市域において生物多様性が保全されている場所が可視化され、保全区域の程度が定量的に表すことができる」とし、「生物多様性保全の促進につなげたい」と話した。

申請受け付け、問い合わせは市産業環境部=電話0595(96)8588=へ。