国交省職員に暴行、公務執行妨害疑いで男逮捕 三重県警四日市南署

【四日市】三重県警四日市南署は28日、公務執行妨害の疑いで、いずれも自称住所不定、無職伊東治夫容疑者(76)を逮捕した。

逮捕容疑は今月19日午後4時55分―同5時15分ごろまでの間、四日市市塩浜の小倉橋下の鈴鹿川左岸高水敷で、退去を求めた国交省中部地方整備局の男性職員(59)の胸ぐらをつかんで突き飛ばす暴行を加え、枝切りばさみを突きつけて別の男性職員(45)に「ぶっ殺すぞ」などと脅して職務の執行を妨害した疑い。

同署によると、21日に同局から被害申告を受け、同署に任意同行を求めた。伊東容疑者は少なくとも十数年前から同所を不法占拠して生活していたとみられ、「やっていない」と容疑を否認している。