源盛院で棟上げ式 木曽岬町、本堂建て替え無事祈る 三重

【紅白の綱を引く参列者=木曽岬町和泉の源盛院で】

【桑名郡】木曽岬町和泉にある曹洞宗の寺「源盛院」で26日、耐震化のため建て替え中の本堂の棟上げ式があった。関係者や地元住民など約50人が、工事の無事を祈った。

19代目の内田義英住職(67)が法要を営んだ。参列者は読経が響く中で焼香し、屋根の最も高い部分にある棟木を引き上げる儀式では、全員で紅白の綱を引いた。

施工は地元の竹内建設(同所)が担い、来年末の完成を目指す。

内田住職は「立派な棟上げができた。本堂が完成したら、たくさんの人にお参りに来てほしい」と話した。