写真愛好家らの風景写真44点 四日市で「四季写遊会」展 三重

【見応えのある作品が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市、鈴鹿両市の風景写真愛好家十人でつくる「四季写遊会」(谷照義会長)は23日、三重県四日市市安島の市文化会館で第11回「風景写真展」を開いた。県内外の風景を自由なテーマで切り取った全紙作品44点を展示している。25日まで。

奈良県・鳥見山公園から眼下に広がる神秘的な雲海を捉えた「真夜中の遊び」、山梨県・白谷丸山頂から朝日に輝く樹氷群と富士山を望む「冬の華」、御在所岳・山上公園の抜けるような青空に映える紅葉「紅葉の散歩道」など、見応えのある作品が並ぶ。

会員の平均年齢は79歳。全員が写真歴25年以上で、県・市展での入賞・入選経験者も多く、個展開催者もいる。谷会長(78)は「全国各地の雄大な景色や、刻一刻と表情を変える山野などの自然風景を楽しんでいただきたい」と話していた。