看護大と七栗記念病院が連携協定 教育と地域医療の発展

【協定書を持つ片田理事長(前列左から2人目)と園田病院長(同3人目)=津市夢が丘の県立看護大学で】

【津】津市夢が丘の三重県立看護大学(片田範子理事長)と津市大鳥町の藤田医科大学七栗記念病院(園田茂病院長)は22日、連携協力に関する協定を締結した。

本協定により両者は学生らの教育研究や看護師教育、がん看護やリハビリテーション看護などに関して連携。臨床能力に優れた質の高い看護職者の教育と地域医療の発展に貢献することを目指す。

県立看護大学で行われた協定締結式で、片田理事長は「多方面で協力をいただいている七栗記念病院との連携をありがたく思う。専門性の高い領域で学生、教員らが看護の面から多くを学べれば」、園田病院長は「互いが診療や教育、研究、地域貢献に全力で取り組んでおり、今回の協定でより相互的に発展できる関係を強くしていきたい」とそれぞれあいさつし、協定書に署名した。