中村町長が初登庁 度会町 2期目は実行力、攻めの行政で

【初登庁し、職員から花束を受け取る中村町長(右)=度会町役場で】

【度会郡】任期満了に伴う度会町長選で無投票再選を果たした中村忠彦町長が22日、初登庁した。町役場玄関前で約90人の職員に拍手で迎えられ、女性職員から花束を受け取った。任期は同日から4年。

町民ホールでの就任あいさつでは職員を前に、「1期目の4年間は私自身の公約の実現はもとより、新型コロナウイルス感染症や物価高騰への支援など、社会情勢が著しく変化する中でも常に町民目線でしっかりと対応してこられたのは、職員の皆さんの不休の頑張りと力添えがあったからこそ」と感謝した。

「これからの4年間はこれまで以上に実行力が求められる。20年、30年先の度会町の未来を次の世代にしっかりとつなぐため、地域産業の発展に向けた整備、ゼロカーボン・デジタル変革に向けた調整など新たな事業にも積極的に挑戦していく」と話し、「町を持続するため我々は攻めの行政でありたい。知恵を出し合い果敢に攻めて、町や町民のために共に汗をかいていきたい」と呼びかけた。