剣峠からの風景や桜 玉城町で「フォトばん」写真展 三重

【会員の作品を紹介する森代表(右)と岡田さん=玉城町田丸のぎゃらりー久で】

【度会郡】三重県玉城町田丸のぎゃらりー久で、伊勢市などのアマチュア写真家でつくる三重写真クラブ「フォトばん」の写真展が開かれている。25日まで。

同会は平成9年に結成され、50―80代の男女5人が所属。コロナ禍で活動を中断した時期もあったが、現在は会員らが個々で撮影を楽しみ、年2回作品を持ち寄って写真展を開いている。

同展には、会員らがこれまで撮影した中から計59点を出展。県総合文化センターのイベントを撮影した作品や伊勢市と南伊勢町を結ぶ剣峠から捉えたさまざまな風景、咲き誇る桜を切り取った作品などのほか、約3年前に亡くなった会員の堀尾清爾さんの遺作も展示している。

同クラブの森一光代表は「会員が少ないので若い人に入ってもらい、新しい風を吹き込んでほしい」、岡田信子さんは「心も体も健康に過ごせるように写真を続けていきたい」と話していた。