熟年クラス32期会が作品展 四日市市民大学、水墨画や俳句など 三重

【会員らの作品が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県の四日市市民大学熟年クラスを修了した32期会(長谷川博会長、横山善彦実行委員長)は21日、同市安島の市文化会館で「第4回作品展」を開いた。会員35人と講師3人による水墨画、書道、銅板工芸、俳句、俳画、陶芸の6部門と自由作品合わせて100点余を展示している。22日まで。

手びねりやろくろ成形の一輪挿しや急須などの陶芸作品、墨の濃淡で鮮やかに表現した「知恩院」や「石楠花」などの水墨画作品、季節ごとの句をしたためた書の共同作品「四季の花の俳句」などが並ぶ。

また、細密に刻んだ伊勢型紙「鷹(たか)」や「鯉(こい)」、クマの編みぐるみ、籐工芸などの自由作品や会員らの1年間の活動記録も展示され、来館者らの目を楽しませている。

長谷川会長(72)は「それぞれが親睦を深め合い、喜びを感じながら励んだ成果を見ていただきたい」と話していた。