新型コロナ、三重で5週連続増加 定点感染状況

三重県は20日、県内の新型コロナウイルス感染状況を公表した。先週(12―18日)に医療機関から報告された新規感染者数は一定点当たり平均6・24人で前週の1・1倍。5週連続で増加した。

保健所管内別の一定点当たり新規感染者数は、桑名13・6人▽四日市5・2人▽鈴鹿6・6人▽津3人▽松阪5・63人▽伊勢5人▽伊賀5・75人▽尾鷲3・5人▽熊野4・5人―となっている。

20日現在の病床使用率は14・7%で、前週同一曜日から5ポイント上昇。入院中の感染者は64人で22人増加。確保病床を2床増やし、436床とした。前週はゼロ人だった重症者は1人となっている。

県の感染症情報・検査プロジェクトチームは感染状況について「新規感染者は北勢を中心に緩やかな増加傾向にある」と説明。「それぞれの場面に応じて基本的な感染症対策を講じてもらいたい」としている。