3小統合校、令和8年開校目指す 児童数減少で鈴鹿市

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会6月定例議会は19日、本会議を再開。市川哲夫(れいめい)、田中通(同)の2議員が一般質問した。

この中で、児童数の減少に伴う合川、天名、郡山の3小学校再編に向け、廣田隆延教育長は「令和8年4月に新たな学校の開校を目指す」とともに、「『小中一貫校』の設置も併せて検討していく」と答弁した。市川議員の質問に答えた。

市によると、合川小は令和6年度、天名小は同8年度から複式学級が発生して過小規模校となり、郡山小は小規模校の状況が継続する見込み。3校はいずれも市の南部地域にある。

市は郡山小の施設活用を想定した3校の統合を検討しており、今後、具体的な再編計画の素案を公表する。

そのほか、白子中学校西館校舎棟の長寿命改修外建築工事に4億5716万円を計上する工事請負契約の1議案が上程された。