佐藤寿人さんらプロの技披露 明治安田生命サッカー教室 三重・東員町

【子どもたちとミニゲームを楽しむ佐藤さん(中央)=東員町北大社で】

【員弁郡】明治安田生命四日市支社(城尾英紀支社長)主催の小学生向けサッカー教室が18日、三重県東員町北大社のLA・PITA東員スタジアム(東員町スポーツ公園陸上競技場)であり、元サッカー日本代表の佐藤寿人さんら4人の講師陣が、県北勢地域から集まった児童約90人を熱心に指導した。

城尾支社長の「サッカーのコツや楽しさを教えてもらって、もっとサッカーを好きになってほしい」とのあいさつで開会し、佐藤さんは、中尾康二さん、北村知隆さん、清水航平さんとともに児童らとサッカーを楽しみながら「しっかり顔を上げて周りの状況をよく見ること」「シュートは最後ボールにしっかり当てることが一番大事」などとアドバイス。ドリブルやトラップ、リフティングなどの基本動作や技術を惜しみなく伝えたほか、オーバーヘッドキックなどプロの技を披露して、児童らを喜ばせていた。

佐藤さんは最後に「アグレッシブで良いプレーをたくさん見せてくれたので良かった。プロ選手になりたい、うまくなりたいと思っていると思うが、地元の選手が良いプレーをできるように声で応援してあげてほしいし、誰かが応援してくれているという思いを胸に刻みながら楽しくプレーして」と呼びかけ、児童らに1人1枚ずつサイン色紙をプレゼントした。

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)とタイトルパートナー契約を締結している同社は、リーグ戦の名称に社名を冠するとともに、全国各地で小学生向けにサッカー教室を開いている。この日は日本フットボールリーグ(JFL)で戦うヴィアティン三重(桑名市)の主催試合で同支社がマッチデースポンサーを務め、沖縄SV(エス・ファウ)戦に先立ってセレモニーも行われた。

【1―2年生のサッカー少年少女と記念撮影する講師陣ら=東員町北大社で】