G7大臣ら素晴らしさ実感、知事手応え

【報道陣の取材に応じる一見知事(左)と橋爪市長=志摩市阿児町神明で】

一見勝之三重県知事は17日、賢島宝生苑(志摩市)で報道陣の取材に応じ、G7交通大臣会合について「出席者に県の素晴らしさを実感してもらっている。魅力を発信できていると思う」との手応えを示した。

一見知事は「各国の代表らに多くの食材を食べてもらい、非常に喜んでもらっている」と説明。横山展望台を訪れたカナダの代表が「素晴らしい景色。これまでに見たことがない」と語ったことも明かした。

16日の歓迎レセプションで吹奏楽を演奏した高校生からは「緊張したが、温かい手拍子や拍手をもらって楽しめた」、料理を提供した生徒からは「貴重な経験ができた」との声が上がったことも明かした。

ウクライナのクブラコフ副首相が対面で参加していることについては「15ある大臣会合の中で、ウクライナからリアルで参加したケースは記憶していない。興味を引くのではないかと思う」と語った。

会見に同席した橋爪政吉志摩市長も「天気がすごく良い。順調に志摩の魅力を感じてもらっている」と説明。「会合の成功に向け、歓迎ムードでやっていきたい。会合が円滑に進むよう努力する」と述べた。