東海高校総体 陸上4種目で三重勢制す 松本、世古、大陽、佐々木V

【陸上競技女子1500メートル決勝 1着でゴールする松本未空(鈴鹿)=エコパスタジアムで】

第70回東海高校総合体育大会は16日、静岡県内で陸上競技、自転車競技、登山があった。袋井市のエコパスタジアムが会場の陸上競技は12種目の決勝があり、このうち4種目を三重勢が制した。

女子1500メートルは同種目の県高校記録保持者で、6月のU20日本選手権4位の松本未空(鈴鹿)が4分24秒58で頂点に立った。

女子砲丸投げは13メートル36で優勝の世古櫻紗ら上位3位を松阪商勢で占めた。女子ハンマー投げは53メートル24で1位の大陽和(伊勢工)、52メートル57で2位の藤田唯愛(松阪商)がいずれも大会記録を更新した。

女子棒高跳びは3メートル40で佐々木麦乃(伊勢)が優勝、3メートル30の永田梨馨(宇治山田商)が2位で続いた。女子100メートル障害決勝で14秒00の記録で3位入賞した後藤杏実(鈴鹿)は、準決勝で13秒86の県高校新記録を出した。

陸上競技の東海総体は全国高校総体(8月・北海道)のブロック予選を兼ねて行われ、競歩、混成など一部の種目を除き上位6位までがインターハイに出場できる。