「深緑茶房」を選出 ハンズオン支援で松阪市 三重

【松阪】三重県松阪市はこのほど、令和5年度の中小企業ハンズオン支援事業者に茶生産・加工・販売「深緑茶房」(松倉大輔代表、同市飯南町粥見)を選出した。

ハンズオンは公募で市内の中小企業1社を選び、新サービスの創出からマーケティング、販売促進まで、切れ目なく伴走支援する。平成29年度に始めた。

今月8日に市役所で審査会を開き、6事業者の中から選んだ。深緑茶房は複数の生産者が一緒のブランドを作る提案をした。

審査委員は「深蒸し煎茶がこの地域のブランドとなる可能性を秘めている。松阪市内ではどこでもお茶が有料のような、地域のブランディングを目指してほしい」と総評している。