三重県志摩市で16日に開幕したG7交通大臣会合では、賢島宝生苑の宴会場に設けたプレスセンターに多くの報道関係者が訪れた。県は観光地を紹介するパンフレットなどを配り、県の魅力を発信した。
この日は午後2時のオープンと同時に報道関係者らがプレスセンターに入場。掲示された国交省の報道提供資料などを基に、会合の取材に当たった。センターの様子をリポートするテレビ局記者もいた。
官民でつくる会合の推進協議会は、市木木綿のカードケースや四日市萬古焼の急須などが入ったバッグを、センターを訪れた全ての報道関係者に記念品として配布。伊勢茶や県産の和菓子なども会場に置いた。
伊勢志摩サミットのメディアセンターに比べると小規模で、報道関係者も少ないが、県の担当者は「17日以降はもっと多くの報道関係者が訪れるはず。案内とアピールに努めたい」と話していた。
今回の会合では国内メディアの約300人が事前に取材の登録を済ませたが、海外メディアからの登録はなかった。伊勢志摩サミットでは、国内外から約5千人の報道関係者がメディアセンターを訪れた。