持続可能な公共交通必要 鈴鹿市長、市議会で答弁 三重

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会6月定例議会は16日、本会議を再開。石田秀三(共産党)、高橋さつき(同)、池上茂樹(公明党)、田中淳一(市民の声)の4議員が一般質問した。

この中で、末松則子市長は、行政主体の公共交通の検討について、「現状の(旅客)運送サービスの水準を低下させることなく、利便性の向上に取り組むなど、持続可能な地域公共交通ネットワークが必要」との考えを示した。高橋議員の質問に答えた。

市は現在、地域主体の移動手段確保のための手引書の作成を進めるほか、令和6年度にはデマンド交通の実証運行を予定している。