亀山市、来年度は「文化年」 イベント構想など6議員質問 三重

【亀山】三重県の亀山市議会6月定例会は16日、本会議を再開。福沢美由紀(共産)、櫻井清蔵(勇政)、櫻木善仁(新和会)、鈴木達夫(結)、岡本公秀(新和会)、今岡翔平(無会派)の6議員が一般質問した。

櫻木議員は、市が来年度1年間、芸術文化の視点から催す「文化年2024」で、今年3月に愛知県幸田町から市に寄贈された「大凧(おおだこ)」(約10・5畳)を例にあげ、「昔ながらのたこ揚げなど子どもが遊び、楽しめるようなイベントを取り入れることで、文化芸術の推進とまちのにぎわいによる魅力の創出につながるのでは」と質問した。

松村大市民文化部次長は「来年度の文化年は『子どもたちを芸術文化の力で元気に』を基本理念に、公募による実行委員の皆さんとともに、具体的な事業について検討している」と答弁した。

また、「市納涼大会」で約40年間、市民参加の「総踊り」で、ろうそくをともしたぼんぼりを手に持ち踊る伝統の盆踊り「灯(ひ)おどり」について、櫻井義之市長は「昭和の時代から市民に親しまれている灯おどりを未来に継承していくことは重要であり、当日は市職員も踊りに参加し盛り上げたい」と述べた。