パールズ、総合V目指し鈴鹿大会 ラグビー女子7人制きょうから第3戦

【鈴鹿大会開幕を2日後に控え軽めのメニューで調整するパールズの選手ら=15日、四日市市内で】

7人制女子ラグビー国内最高峰の大会、太陽生命ウイメンズセブンズシリーズ2023(日本ラグビーフットボール協会主催)の第3戦・鈴鹿大会が17、18の両日、三重県鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿で行われる。7月1、2日の第4戦(花園大会)まで年間4戦の順位をポイントに換算し、最終順位をつける。

悲願の年間総合優勝を目指す本県拠点のパールズは、第1戦(熊谷大会)3位、第2戦(秩父宮大会)5位で、暫定総合3位(総獲得ポイント28点)。暫定1位のながとブルーエンジェルスとのポイント差12点で、勝負の地元大会に挑む。

秩父宮大会では予選リーグで一度退けたナナイロプリズム福岡に準々決勝で惜敗。それでも5~8位決定戦で攻守で粘り強さを発揮して無敗を保ち5位を死守した。山中美緒主将は「良い試合で締めくくれたことは次の試合につながる」と前向きにとらえる。

今季途中加入の7人制ニュージーランド代表主将、サラ・ヒリニ選手は在留カードの提出が間に合わず、選手登録から外れたが、パールズOGでニュージーランド7人制元代表のジャンナ・ヴォーンHCは「チーム一丸で戦っていけば(逆転優勝の)可能性は十分ある」。「良いマインドセットをして(優勝を)しっかり狙っていく」と力を込める。

太陽生命ウイメンズセブンズシリーズ第3戦 全国16チームが17、18の2日間、スポーツの杜鈴鹿メーングラウンドで対戦。17日は予選プール戦、18日は優勝決定トーナメントがある。パールズの17日の予選プール戦の試合予定は第1戦、追手門学院VENUS(午前9時15分~)▽第2戦、横河武蔵野アルテミ・スターズ(午後0時11分~)▽第3戦、ながとブルーエンジェルス(午後3時51分~)、試合は入場無料で、パールズと男子チーム「三重ホンダヒート」の選手とラグビーを体験する「ラグビーチャレンジ」(17日)、「ワクワクふれあい動物園」(18日)などのイベントもある。