原水爆禁止を訴え、市民ら亀山で行進

【大行進に参加した市民ら=亀山市役所で】

【亀山】原水爆禁止日本協議会(東京都文京区)が主催する、今年で66回目となる「原水爆禁止国民平和大行進」が15日、三重県亀山市内であり、参加者らは市役所を訪れ、山本伸治副市長が出迎えた。

市民ら17人と8日から通し行進者として参加している青木克子さん(74)=志摩市=は、「核兵器をなくそう」と書いた横断幕を持ち、原水爆禁止を訴えた。大行進はこの後、名張市に横断幕をつなぎ、奈良県に向かうという。

山本副市長は「本市としても、平和首長会議加盟都市として核兵器のない世界の実現に向け、メッセージを発信し、核廃絶の輪が世界中に広がっていくことを祈念する」と櫻井義之市長のメッセージを代読した。

青木さんは「志摩から鳥羽、伊勢、松阪を巡り亀山市まで歩いています。多くの人から『世界平和のためにがんばって』と声をかけられ、元気をもらっています」と話していた。