交通大臣会合 45品目の県産品を使用 レセプション料理メニュー

三重県は15日、G7三重・伊勢志摩交通大臣会合の歓迎レセプションなどで提供するメニューを発表した。レセプションで提供する59種類のメニューに45品目の県産品を使用することが決まった。

県によると、レセプションでは大紀町産松阪牛のしゃぶしゃぶや鳥羽市産クルマエビなどの天ぷら、志摩市産伊勢エビの漁師汁、鳥羽市産アワビのグラタンなどを提供。スープやデザートにも県産品を使う。

レセプションに先立つ英虞湾のサンセットクルーズでは、県内事業者が製造した生ハムなどの6品目を提供。会合期間中のコーヒーブレイクでも、同じく県内事業者が製造した9品目の菓子などを提供する。

県は市町から募った県産品をレセプションなどのメニューに使用するよう、国交省に要望していた。事前の公表についても国交省に交渉していた。他に提供する食事でも、県産品が使用されるとみられる。

県はレセプション会場の装飾も発表した。G7参加国や欧州連合の旗をイメージして志摩市民らが制作した千羽鶴を壁面に掲示。テーブルには、県産のバラや桑名市の無形文化財「桑名の千羽鶴」を飾る。

レセプションは、県などでつくる会合の推進協議会と国交省の共催。G7各国の大臣や一見勝之知事らが出席し、鏡開きや乾杯をした後に立食形式で歓談する予定。忍術の実演なども予定している。