ビジネスプランの作成指導 津商高で三十三総研授業 三重

【「ビジネスプラン研究」講座の様子=津市渋見町で】

【津】三十三総研(三重県四日市市)は13日、津商業高校(津市渋見町)の3年生24人を対象に課題研究「ビジネスプラン研究」の授業を実施した。同総研コンサルティング部の水谷健吾サブリーダーが講師を務め、外部環境や顧客の購買決定要因などを考えることによる、顧客のニーズに即したビジネスプランの作成方法、マーケティングの基礎などを解説した。

同校の3年生はこれまで学んだ商業教育の内容を活用する授業の「課題研究」を受講しており、ビジネスの視点から地域課題に取り組み、社会に貢献できるよう、さまざまなテーマの講座、生徒の興味関心に応じた講座が展開されている。「ビジネスプラン研究」講座は生徒が考えたビジネスプランで地域の課題を解決し、活性化することを目的としている。

同講座では、自治体や大学などが募集している「ビジネスプラン・広告・PR」に関するコンテストに参加し、問題解決のアイデアを創出し、発信。取り組みをより現実に近いものとするため、外部講師を招聘(しょうへい)し、未来を予測して仮説を立てる方法や顧客満足の意義、事例研究、ビジネスプランニングなどを学んでいる。

同校では、現状を把握し、顧客のニーズに即した問題解決ができるビジネスプラン構築に日々、取り組んでいくとしている。