架空請求詐欺で950万円被害 熊野の80代女性 三重

【熊野】三重県警熊野署は14日、熊野市の80代女性が現金約950万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。架空請求詐欺とみて調べている。

同署によると、今年4月11日、女性宅に住宅メーカーの社員を名乗る男が電話で、「権利譲渡でトラブルになっていてお金が必要」などと要求。女性は指示に従う形で5月12日までに2回にわたって自宅近くのコンビニ店から宅配便を通じて埼玉県内の住所宛てに現金計約950万円を送金したという。

返金を約束した日時になっても返金されなかったことから女性が同署に相談して発覚した。