【志摩】16日から三重県志摩市で開かれる「G7三重・伊勢志摩交通大臣会合」に向け、同市阿児町神明の賢島商店街に13日、市内の保育所や幼稚園計17施設の子どもらが育てた花が展示された。会合最終日の18日まで。
市内の約50団体で組織する「未来につながる“MICE City Shima”市民会議」が市内の機運醸成を図り、会合開催に伴い市を訪れる人たちを花で歓迎しようと取り組んできた「花いっぱい運動」の一環。市民会議事務局の市総合政策課が保育所や幼稚園に参加を呼びかけた。
5月下旬から17施設に花苗やプランター、培養土などを配布。子どもらは会合に向けてマリーゴールドやインパチェンス、ベゴニア、ペチュニアの4種類の花苗をプランターに植え、水やりをして大切に育ててきた。13日には、市職員らが計34個のプランターを集めて賢島商店街に設置した。
同課の担当者は「会合開催に伴って志摩市にお越しいただく皆さまに、ぜひ、保育所・幼稚園の子どもたちが一生懸命育てた花を見ていただき、おもてなしの気持ちを感じていただければ」と話した。