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【三重郡】岐阜県養老町の木工作家、加賀友博さん(73)、千珠子さん(64)夫妻による「もっこう展」が、三重県菰野町大羽根園のパラミタミュージアム1階、小ギャラリーで開かれている。家具から小物まで木の素材を生かした個性豊かな約80点が並び、訪れる人を楽しませている。18日まで。小ギャラリーは入場無料。
家具はテーブル、スツール、チェストなどを展示。楕円(だえん)を意識した独特なデザインのベンチは、自宅の敷地内にあった樹齢約70年以上になるヤマザクラを用いた。
黄色や紫色など海外のカラフルな木で作ったおしぼりトレーや箸などの小物類もそろう。木そのものの自然の色を生かし、着色は一切していないという。岐阜県産の木で作った玩具も並ぶ。
加賀さん夫妻は「丁寧に仕上げた。ユニークな形を楽しんでもらえたら」と話した。