28人が満願完歩 鈴鹿市民歩こう会が表彰

【完歩表彰を受けた会員ら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市のウオーキング愛好会、鈴鹿市民歩こう会(鈴木利昭会長)は9日、同市役所で、令和4年度の完歩達成会員28人を表彰。市が後援することから、末松則子市長が1人ずつに表彰状を手渡した。

同会は前年度に計15回のウオーキング行事を実施し、延べ1390人が参加。そのうち、全行事の計129キロを歩き、完歩を達成した会員を「満願賞」として表彰した。受賞者の平均年齢は75歳。

28人のうち初受賞は7人、最多受賞は16回。

表彰式には全員が出席。表彰状を手渡した末松市長は「少しずつコロナ前の生活が戻ってきた。ウオーキングでためていたストレスを発散し、無理のないよう楽しんで」と激励した。

受賞者を代表し、清水克己さん(78)=同市長太栄町二丁目=は「歩くことによって体が丈夫になるし、ストレスもなくなる。友達の輪も広がる」と謝辞を述べた。

同会は現在、45―93歳の129人が会員として所属し、平均年齢は72歳。