払い出し盗疑いでボリビア人逮捕 不正入手のキャッシュカードで200万円 鈴鹿署

【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は8日、窃盗(払い出し盗)の疑いで、ボリビア国籍で住所不定、職業不詳クインテロス・ゴンザレス・ダイキ・アンドレス容疑者(25)を逮捕した。

逮捕容疑は令和4年5月21―24日にかけて、特殊詐欺の実行犯らと共謀して不正入手した鈴鹿市の60代男性名義のキャッシュカードを使って津市内の金融機関など3カ所で合計8回にわたって現金計約200万円を引き出した疑い。

同署によると、昨年5月に同署管内で発生した特殊詐欺事件の捜査過程でアンドレス容疑者の関与が浮上。行方を調べていたところ、昨年9月に警視庁管内で別件窃盗容疑で逮捕されたことが判明し、身柄を引き受けて逮捕した。容疑について黙秘しており、余罪との関連を含め調べている。