三十三銀共同店舗がグランドオープン 津の「高茶屋・高茶屋小森・津南」 三重

【テープカットする渡辺頭取(左から3人目)ら=津市城山3丁目で】

【津】三十三銀行(本店・三重県四日市市、渡辺三憲頭取)の高茶屋▽高茶屋小森▽津南―3支店の共同店舗が8日、津市城山三丁目にグランドオープンした。2月に店舗の営業を開始した後、約3カ月かけ旧店舗を取り壊して駐車場を整備。関係者らによるセレモニーで完成を祝った。

同店舗は旧高茶屋支店北側駐車場に鉄筋2階建て延べ床面積約502平方メートルを新築し2月20日に開店。旧店舗のあった場所と従来の駐車スペースを合わせ、28台分の駐車場に再整備した。敷地面積は約1704平方メートル。

オープニングセレモニーで渡辺頭取(68)は「歴史あるこの地で新たなスタートが切れるのは皆さまの支援のたまもの」と感謝し、「お客さまの課題や悩みに一生懸命対応する『頼りになる銀行』になりたい」とあいさつ。取引先や地元自治会の関係者と共にテープカットした。

同店舗は太陽光発電や、紫外線照射装置によるATM(現金自動預払機)画面の自動滅菌を行う。また店内の相談ブースを充実させており、橋本勇紀支店長(52)は「新店舗になりお客さまとのコミュニケーションの場が増えたと感じる。今後も相談しやすい店作りをしていきたい」と述べた。