末松鈴鹿市長が副会長に 全国市長会、こども・子育て施策担当 三重

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の末松則子市長が7日付で全国市長会副会長に就任した。こども・子育て施策を担当する。任期は原則1年。8日の定例記者会見で、末松市長は「身の引き締まる思い。1年間、しっかり務める」と意気込みを述べた。

末松市長によると、東京都で開催した第93回全国市長会議の総会で立川秀清会長=福島県相馬市長=の推薦を受けたという。

末松市長は子育て分野で提言したいことについて、子ども医療費やギガスクール構想の端末更新、部活動の地域移行など課題を挙げ、「安心して施策を進めるために、財源の確保などしっかりと国に働きかけていく」と話した。

全国市長会は現在、792市と23東京特別区で組織する地方自治の協議会。政策課題に対し、国や国会に提言などをする。