インフィニティープール、来月オープン 紀北町の県営都市公園、東海地方初 三重

【定例記者会見で、熊野灘臨海公園のプール開設を発表する一見知事=県庁で】

一見勝之三重県知事は7日の定例記者会見で、県営都市公園熊野灘臨海公園(紀北町東長島城ノ浜)のプールが7月16日にオープンすると発表した。隣接する城ノ浜ビーチの水平線と一体に見える「インフィニティープール」は、都市公園では東海地方初となる。

県によると、公園内にあったプールは老朽化を受けて平成29年8月末に閉鎖していた。県や町などでつくる公園の利用促進検討会がプールの新設を決め、令和3年12月から建設を進めていた。

プールは約220平方メートルで、子ども用プールやシャワー室も併設する。総事業費は約8億円。県は3億5千万円を、残りは国と町が負担した。

一見知事は会見で「熊野灘の雄大な景色をインフィニティープールで堪能できる」とアピール。「新型コロナウイルスも収まりつつあるので、多くの方に来て楽しんでもらいたい」と述べた。

料金は1100円、小学生まで550円、3歳未満は無料。利用時間は午前10時―午後4時。今年は8月末まで利用可能。問い合わせは紀伊長島レクリエーション都市開発=電話0597(47)5371=へ。