【伊勢】三重県伊勢市岡本のめいりんこども園で7日、歯科衛生士を目指す県立公衆衛生学院(津市)の学生らが、園児らに正しい歯磨きを指導した。
歯と口の健康週間に合わせ、同学院の歯科衛生学科3年生30人が園を訪問。4、5歳児60人に、歯ブラシの使い方などを手ほどきした。
学生たちは、手作りの劇を通して、虫歯になる原因や、歯磨きの大切さを優しく園児に呼びかけた。
続いて、園児らが歯ブラシを持ち、学生の手本に合わせて歯磨きを実践。磨き方のポイントを教わりながら、一本一本丁寧に磨いていった。歯を磨いた松原世奈ちゃん(6つ)は「磨き方を教えてもらったら、歯が白くなった」と笑顔で話した。
指導した武内望未さん(20)は「積極的に取り組んでくれてよかった。永久歯が生えてくる大切な時期。毎日歯磨きして歯を一生大事にしてほしい」と話していた。