「夏のしまパン」販売開始 あおさ豚、カツオ、さとうきび使用 三重「513BAKERY」

【志摩】コイサンズ(三重県津市)はこのほど、同社が運営するベーカリーチェーン「513BAKERY」の県内外11店舗で、志摩産食材を使った「夏のしまパン」の販売を始めた。8月31日まで。

志摩市と同社が締結した包括連携協定の一環として、季節ごとに志摩産の食材を生かしたパンを販売。第6弾となる今回は3種類を作った。

「あおさ豚の生ハム&カマンベールサンド」(税込み464円)は、アオサを食べて育った「志摩あおさ豚」の生ハムを使用。燻製(くんせい)された生ハムは香りがよく脂身の甘さもあり、カマンベールチーズとの相性も抜群という。

「カツオの竜田揚げバーガー」(同313円)は、志摩市で捕れたカツオを竜田揚げにしてうま味を閉じ込め、レタスやキャベツ、タルタルソースと合わせた。「さとうきびシロップのきな粉マフィン」(同270円)は、志摩で育ったさとうきびで作られた無添加のシロップを生地に混ぜ、ふんわりと焼き上げた。

同社広報担当の花谷心さん(28)は「513BAKERYの人気商品(サンド)に合わせたり旬の食材を使っているので、ぜひ食べてもらいたい」と話した。