【津】歯と口の健康週間（４―10日）に合わせた「歯の健康展」（歯と口の健康週間事業実行委員会主催）が４日、三重県津市西丸之内の津リージョンプラザであった。歯の健康相談や歯科医師の仕事体験、図画やポスターの展示などに親子連れらが来場した。
市民に歯と口の健康に関する正しい知識を普及啓発しようと市や津歯科医師会など10団体で実行委員会を作り平成元年から実施。コロナ禍で中止や規模縮小が続いたが今年は４年前に近い規模で開催した。
相談コーナーでは歯科医師が歯周病や歯科矯正などの相談に応じた。仕事体験コーナーでは来場した子が歯科模型を使って虫歯の治療に挑戦した。
展示コーナーでは「歯・口の健康に関する図画・ポスター」の各部門入賞作と幼稚園の部の全作品を展示し、入賞者らを表彰した。
仕事体験をした岡本朔也ちゃん(5つ)は「歯をつんつんするのが楽しかった」、母親の明日菜さん(33)は「治療のやり方を知る貴重な機会。虫歯に気をつけようと思った」と感想を話した。
