「子どももママものんびりしてね」 鈴鹿に時間制カフェオープン 三重

【約40畳のママスペースで「子どももママものんびりできる場所になれば」と話す伊藤さん=鈴鹿市中江島町のママスペース&ハンドメイド雑貨ぐ~たらで】

【鈴鹿】小中学生3人の母親で、三重県四日市市日永3丁目の伊藤栄依子さん(45)はこのほど、鈴鹿市中江島町に時間制カフェ「ママスペース&ハンドメイド雑貨ぐ~たら」を開業した。店内には約40畳のママスペースがあり、滑り台付きの大型エアー遊具や、保護者がくつろいで子どもを見守れるようビーズクッションを多数設置。託児はない。伊藤さんは「子どももママものんびりできる場所になれば」と話す。

伊藤さんの起業は初めて。子育て中に気軽に遊びに行ける場所がなかったことや、自身がハンドメイド雑貨好きなことから「子どもが小さいと雑貨店には入りにくい。子どもがゆっくり遊べて、母親もゆっくり買い物ができる店を作ろう」と一念発起。昨年夏から準備を進め、今月1日にオープンした。

伊藤さんは「起業を決めてから勉強を始めた。店舗の規模が大きく融資が下りずに大変だったが、鈴鹿商議所で金融機関に提出する事業計画書の作り方を指導してもらい乗り切った」と振り返り、「車の運転が苦手というママも多いので、駐車場の広さや店への出入りのしやすさ、来店までの道のわかりやすさなどが場所選びの決め手となった」と話す。

約660平方メートルの元飲食店を賃貸する。店内はママスペースのほか、ハンドメイドスペースとカフェスペースがあり、ハンドメイドスペースには県内外から集まった約250人のハンドメイド作家が制作したアクセサリーや洋服、革製品など多彩な約1万点が並ぶ。

カフェスペースは掘りごたつ席やカウンター席、テーブル席があり、子どもを見ながら片手でも食べやすいホットサンドや、子どもにも食べやすいうどん、おにぎり、小サイズのソフトクリームなど軽食を提供する。

そのほか、子どもが小さいうちは着替えやおむつなどで荷物が多くなりがちなため、無料で利用できるロッカールームやおむつ替えもできる授乳室を設置し、利便性に配慮した。

ワークショップルームもあり、今後はベビーマッサージやベビーヨガなどを開催する計画という。

利用料金はママスペースが1時間高校生以上660円、小中学生330円。カフェスペースが1時間高校生以上440円、小中学生220円。いずれも未就学児無料、ドリンクバー込み。

営業時間は午前9時から午後7時まで(ママスペースは最終入場午後4時、午後6時クローズ)。不定休(6月5、6日の休みは確定)。

問い合わせは同店=070(1683)5656=へ。