血管年齢や野菜摂取測定 亀山・道の駅「関宿」で健康増進イベント 三重

【血管年齢と野菜摂取レベル測定をする人ら=亀山市関町新所の道の駅「関宿」で】

【亀山】三重県亀山市関町新所の道の駅「関宿」を運営する「安全」(同市太岡寺町・伊藤陽一朗社長)は3日、同所で健康増進イベント「道の駅『関宿』サマーフェア」を開催した。

明治安田生命四日市支社亀山営業所から14人が、サッカークラブ「鈴鹿ポイントゲッターズ」からは選手2人が協力した。

イベントは、同駅が目指す地域貢献と、同社が取り組む、健康づくりをサポートする「みんなの健活プロジェクト」の一環。一人一人が健康への意識を持ってもらうのが狙い。3年前から毎年開催している。

会場には、実年齢を申告し、専用の測定器に指を入れて測る「血管年齢測定」と、野菜の摂取レベルを測定する「ベジチェック」を設置。訪れた人らは、測定した数値を確認し、「野菜摂取はまあまあの数値だったが、実年齢を上回る測定値だった」などと、健康状態を再確認していた。

また、測定した人と、同駅で350円以上の商品を購入した人を対象に、空くじなしの抽選会があり、1等の松阪牛の特選牛肉を狙ってガラガラを回していた。

77歳の女性は「年齢測定で86歳の結果になり、少しショック」とし、「健康を維持するため毎日、ラジオ体操と自宅周辺を約1時間、歩いている」と話していた。

また、同駅2階の展示スペースでは、関認定子ども園アスレ(同市関町木崎)と加太保育園(同市加太板屋)の園児らが家族の笑顔を描いた作品計87点を展示している。11日まで。