トルコ・シリアに救援金 度会町と商工会が募金寄付 三重

【髙間事務局長(右)に目録を手渡す西岡副町長(中央)と世古会長=度会町役場で(同町提供】

【度会郡】トルコ・シリア地震の被災者支援に役立ててもらおうと、三重県度会町と同町商工会は1日、町民らに協力を呼びかけて集めた救援金を日本赤十字社に寄付した。

同町は2月15日―5月31日まで、役場庁舎内2カ所に救援金箱を設置して46万157円、商工会も役場の設置に伴い事務所窓口に救援金箱を置き、4万9651円が集まったという。

町役場で贈呈式があり、西岡一義副町長と商工会の世古武弘会長が、日本赤十字社三重県支部の髙間伸夫事務局長に目録を手渡した。

西岡副町長は「多くの方の温かいご支援ご協力にお礼を申し上げるとともに、被災者の方々に一刻も早く平穏が訪れることを心から願っています」、世古会長は「微力ながらも何かの形で役立てれば」と話した。

髙間事務局長は「昨年度はウクライナ、本年度はトルコ・シリアと2年連続、心温まる救援金をいただいてありがたい。預かった救援金は日本赤十字の本社を通じて、国際赤十字・赤新月社で大切に使わせていただきたい」と感謝した。