マイナカードに別人写真 松阪市、本人確認せず誤申請 三重

【松阪】三重県松阪市は1日、マイナンバーカード申請で1人の写真を取り違えたと発表した。

2月3日に夫婦がマイナンバーカードセンターへ申請に訪れ、誤って夫の申請書IDで妻の申請をしたため、同16日に取り消し、同3日に撮影した写真で再申請したが、誤って別人の写真を使った。3月29日に夫が来庁し、別人の写真でマイナンバーカードが送られてきたと相談があり、発覚した。顔写真の入ったデータが破損していたという。

戸籍住民課は「フルネームと生年月日の本人確認ができていなかった」「当該人物の写真が消失していたにもかかわらず、職員の記憶を頼りに、本人確認をせず、写真を選択し申請した」と説明している。

竹上真人市長は「このようなミスを二度と起こさないよう対策を講じる」とコメントしている。