名阪関ドライブイン創業60年 特設コーナーや記念イベント 三重・亀山

【特設コーナーを紹介する店長と豊永社長(左)=亀山市関町萩原の名阪関ドライブインで】

【亀山】三重県亀山市関町萩原の名阪関ドライブインが今年で創業60周年を迎える。運営する三交興業(豊永久社長)は1日から12月17日までの半年間、記念商品販売の常設特設コーナーを設け、鉄道・乗り物フェアやトーク&ライブを予定している。年中無休。平日午前8時半―午後6時半。土日祝午前8時―午後7時。

昭和38年に同市関町新所に関ドライブインを設立し、同46年に現在の三交興業に社名を変更。平成3年に名阪国道沿いの萩原に移転し、名阪関ドライブインとして新たに開業した。

特設コーナーには県内の名産品「松阪牛肉みそ」や「伊勢うどん」などを詰めたお得セットを、レストランでは昭和レトロメニューとしてカツレツミートスパゲティ―、エビ天丼とうどんをセットにした「えび天小町」などを提供。にしんそばも復活させた。

豊永社長は「昭和から平成、令和と道路環境や旅行形態の変化に紆余(うよ)曲折しながらも、訪れる県内外の多くの人たちに愛されるドライブインを目ざしてきた」と利用を呼びかけている。