活動支援の募金呼びかけ 三重ボランティア基金、津駅前で

【三重ボランティア基金のリーフレットを手渡す(左から)服部副知事、井村理事長=津駅前で】

【津】三重県内のボランティア団体の活動を支援する三重ボランティア基金(会長・一見勝之知事)は1日、津市のJR・近鉄津駅前で街頭啓発を実施。関係者17人が協力を呼びかけた。

同基金は昭和57年6月1日に設立。毎年6月を強調月間と定め初日に各地で啓発や募金をしている。この日は会長代理の服部浩副知事や同基金の井村正勝理事長らが参加した。

運動に先立ち、服部副知事は「コロナ禍で子どもの貧困、ヤングケアラー、引きこもりなどさまざまな課題が顕在化しており県として課題の解決に努力している。ボランティア活動はますます重要になるので皆さんの協力をお願いしたい」とあいさつした。

参加者は同駅の東西口に分かれ、道行く人に「福祉のまちづくり推進のためボランティアの育成や活動への支援をお願いします」と募金を呼びかけた。活動を紹介するリーフレットと啓発用のポケットティッシュを手渡し、約30分で計約700組を配布した。