空手国際大会で優勝 河曲小の高橋さん鈴鹿市長報告 三重

【国際大会で優勝した高橋選手(後列左端)とそのほかの出場選手=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】11月13日に大阪市で開催した「IKON国際親善空手道選手権大会2022」に出場した三重県にある鈴鹿市立河曲小2年の高橋依怜菜選手(8つ)が14日、同市役所で、末松則子市長に「小学2年生ソフトクラス中級の部軽量級」で優勝したことを報告した。

同大会には40カ国の約千人が出場し、階級ごとにトーナメント制で競った。

高橋選手は現在4級で、同市神戸8丁目の国際空手道連盟極真会館梶原道場鈴鹿道場に所属。国際大会では同軽量級の約20人の中で優勝を決めた。

そのほか、今回の成績が評価を受け、今年度の市スポーツ特別功労賞も受賞した。

この日は高橋選手のほか、同大会に参加した西野蒼愛羅さん(11)=四日市市立塩浜小5年=、西野騎琉さん(9つ)=同小3年=、西野琥神さん(8つ)=同小2年=、福島凛々奈さん(7つ)=同小1年=、福島凛愛奈さん(5つ)=同市立磯津保育園=の5人も来庁。

高橋さんは「優勝してうれしかった。26日の大会でも優勝したい」と話し、6人で形(かた)を披露した。

梶原隆広代表は「6人はこれから期待の選手」と話し、「高橋選手の強みは試合で前に出て行く負けん気の強さ。得意技は上段回し蹴り」と評価した。

末松市長は「みなさんの元気な姿を見てうれしく思う。将来有望な空手家になることを期待している」と激励した。