中学校給食計画案を再度検討 亀山市議会・教育部長答弁 三重

【亀山】三重県の亀山市議会3月定例会は14日、本会議を再開。深水隆司(新和会)、高島真(無会派)、今岡翔平(同)、中島雅代(同)、豊田恵理(同)の5議員が一般質問した。

このうち中島議員は、令和9年度開始予定の中学校全員喫食制給食の実施に向け、本年度中に提案するとしていた基本的計画案について質問した。

亀山隆教育部長は「当初は、事業費を約8億8千万円と見込んでいたが、物価の高騰やセンターの規模など慎重に検討した結果、約20億円に膨れあがることから、規模なども含めて再度検討する」とし、「約半年程度時間をいただき、計画案を議会にお示しする」と理解を求めた。

桜井義之市長は「教育委員会の考えを尊重し、引き続き早期実現を目指します」と答えた。現在、市内3中学校のうち、関中は昭和46年度からセンター方式による学校給食を、中部中は平成20年度から、亀山中は同23年度から、弁当とデリバリーを選ぶ「選択方式」を取り入れている。