有効求人倍率1.25倍 9月の三重県内、2カ月連続上昇

三重労働局が30日に発表した9月の一般職業紹介状況によると、県内の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.05ポイント増の1.25倍。求人の増加などにより、2カ月連続で上昇した。

同局によると、令和6年1月(1.25倍)以来の高水準。2カ月連続で1.2倍台となった。全国順位は前月から六つ上げて17位。5カ月連続で全国平均(1.19倍)を上回った。

有効求人数は前月比1.2%(373人)増の3万408人で、2カ月連続で増加。有効求職者数は2.3%(583人)減の2万4388人で、3カ月ぶりに減少した。

新規求人倍率は2.08倍で、前月から0.03ポイントの低下。3カ月ぶりに低下した。製造や医療・福祉などの8業種で前年同月を上回り、金融・保険や情報通信などの10業種が下回った。

新規求職を申し込んだ人のうち、事業主都合の離職者は前年同月比106人減の515人で、4カ月連続の減少。自己都合の離職者も153人減の2150人で、4カ月ぶりに減少した。

同局は「人手不足や好調な受注を背景に、自動車部品製造や半導体関連を中心に求人の動きが強い。より良い条件を求める求職者からの相談も引き続き寄せられている」としている。

一方、同局は「雇用情勢は改善の兆しがみられる」との判断を据え置いた。「物価などの先行きに不確実性がある。単月で大きな変化はなく、今後の動向を注視する必要がある」としている。