三重県内景況感2半期ぶり改善 三十三総研、昨年度下期の経営者アンケート

【県内景気判断DIの推移を示すグラフ】

三十三総研(三重県四日市市)はこのほど、2025年度下期(25年10月~26年3月)の経営者アンケートの結果を公表した。県内の景況感を示す県内景気判断DI(「良い」と回答した割合から「悪い」と回答した割合を引いた数値)はマイナス11.1だった。

マイナス幅はトランプ関税の影響で景況感が悪化していた25年度上期(25年4―9月)に比べ、15.4ポイント縮小し、2半期ぶりに改善した。

26年度上期(26年4月~9月)の見通しは、DI値がマイナス6.6と改善する見込み。もっとも、足元では、中東情勢の悪化に伴う原油価格の高騰による景気悪化が懸念されており、同総研の中野研究員は「回答期間後にも中東情勢の悪化が進行しており、経営者の先行きの景況感はアンケート回答時点よりも下押しされている可能性がある」としている。

同アンケート調査は、三十三ビジネスクラブ会員のうち県下の法人(資本金1億円以下)1748社を対象に2月下旬から3月中旬にかけて実施。556社から回答を得た。